映画『アルゴ』感想や考察~実話であることのザワザワ感は何!?~

こんにちわ、すずらんです。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます 🙂

今日は映画『アルゴ』感想考察です。1つのエンターテインメントとして鑑賞してみるも、チラつく「実話である」というザワザワ感は一体何!?

映画『アルゴ』

(原題『ARGO』)

映画『アルゴ』予告編はコチラ♪
http://youtu.be/4nnXOfc1-zo

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映画『アルゴ』あらすじ

1979年11月4日、イランの過激派がアメリカ大使館を占拠する。混乱の中6人が脱出しカナダ大使の私邸に逃げ込むが、残った52人の大使館員は人質となる。イラン側は、癌の治療のために渡米した前国王パーレビの引き渡しを要求する。大使館員の写真つき名簿は襲撃前にシュレッダーにかけていたが、名簿が復元されれば脱出者がばれ、捕まれば処刑される。国務省はCIAに応援を要請し、人質奪還のプロ、トニー・メンデス(ベン・アフレック)が呼ばれる。トニーは、6人をニセ映画のロケハンに来たカナダの映画クルーに仕立て上げて出国させるという作戦を閃く。トニーの知人で特殊メイクの第一人者、ジョン・チェンバース(ジョン・グッドマン)は協力を快諾する。チームに参加した大物プロデューサーのレスター(アラン・アーキン)は、自宅で山積みになっているボツ脚本から、イランでの撮影に相応しいSFアドベンチャー『アルゴ』を選び出す。事務所を立ち上げ、大々的な記者発表を開き、本物さながらのプロジェクトが始まる。一方、イランでは200人以上の民兵が空港を監視していた。1980年1月25日、プロデューサー補に扮したトニーはイランへと向かい、文化・イスラム指導省で撮影許可を申請した後、カナダ大使邸に入る。6人は計画に反発するが、それぞれの役柄を暗記する。翌日、ロケハンを許可した指導省が、バザールで担当者と面会するよう要求してくる。トニーは怖気づく大使館員を説得して連れ出し、何とか乗り切る。しかし翌日、トニーの上司オドネル(ブライアン・クランストン)から緊急電話で、計画の中止が告げられる。軍による人質奪還作戦が決定したのだ。航空券は取り消され、ハリウッドの事務所は閉鎖される。トニーは6人に黙ったままホテルに帰る。翌朝、トニーは電話で、6人を出国させると上司に宣言する。しかし作戦の復活には、カーター大統領の承認が必要だった。一方、大使館名簿の復元もあと数分に迫っていた……。

(Movie Walkerより引用)

映画『アルゴ』基本情報・キャスト・スタッフ

ジャンル:ドラマ、ミステリー

製作国:アメリカ合衆国

監督:ベン・アフレック

原作:アントニオ・J・メンデス『The Master of Disguise』、

ジョシュア・バーマン『The Great Escape』

脚本:クリス・テリオ

音楽:アレクサンドル・デスプラ

公開:2012年

上映時間:120分

映画『アルゴ』出演者

トニー・メンデス:ベン・アフレック

ジャック・オドネル:ブライアン・クランストン

レスター・シーゲル:アラン・アーキン

ジョン・チェンバース:ジョン・グッドマン

ケネス・D・テイラー:ヴィクター・ガーバー

ボブ・アンダース:テイト・ドノヴァン

コーラ・ライジェク:クレア・デュヴァル

マーク・ライジェク:クリストファー・デナム

ジョー・スタッフォード:スクート・マクネイリー

キャシー・スタッフォード:ケリー・ビシェ

ヘンリー・L・シャッツ:ロリー・コクレーン

ハミルトン・ジョーダン大統領首席補佐官:カイル・チャンドラー

ロバート・ペンダー:ジェリコ・イヴァネク

マックス・クレイン:リチャード・カインド

ジャック・カービー:マイケル・パークス

クリスティーン・メンデス:テイラー・シリング

etc

映画『アルゴ』受賞

第85回アカデミー賞(2013年)

作品賞、受賞脚色賞、受賞編集賞、受賞

第70回ゴールデングローブ賞(2013年)

ドラマ部門作品賞、受賞監督賞、受賞。

全米プロデューサー組合賞(2013年)

作品賞、受賞

全米映画俳優組合賞(2013年)アンサンブル演技賞、受賞
他多数受賞、ノミネート。

映画『アルゴ』感想・考察

第85回アカデミー賞において、作品賞はじめ3冠を獲得し、世界中で高い評価を得た映画です。
公開当時、「アメリカが18年間封印してきた最高機密です。」とか、「CIAが秘密にしてきた実話ですよ。」とか、「これは、実話です。」とか、」・・・。

「実話」ということが、1人歩きしまくっていました。

これらの実話アピールの影響もあり、良い意味においても、悪い意味ににおいても、様々な国で物議を醸し出した作品でもありました。

そこで今宵は冷静に、あくまでフィクションの、1つの娯楽作品として楽しんでみようかなと思います。

エンターテインメントってこうでなくっちゃ!

この作品は、人質を救出する為に、完璧に相手側をだまさないといけない。

その為に、ニセのハリウッド映画を作るという作戦を強行するという、ちょっぴりユニークなストーリーです。

その可笑しさにクスッとなってしまう部分もあるのですが、でも、この本気度ってすごい!大切!なことなんじゃないかなって思いました。

この作品おいてはつまり、映画を作るということは命にかかわることなんですよね。

この気合だったり、緊張感だったり、必死さだったり、頭の使い方や命のかけ方って、映画だけではなく、例えば、ディズニーランドなどのテーマパークや歌やお笑いや・・・

あらゆるエンターテインメントに共通する、不可欠であり、大切な意識、覚悟なんじゃないかなって思いました。

たとえば、詐欺師をしている人のあの意識。

相手をだまくらかす為に、ありとあらゆる手を使って、必死こいて、でもそんなことはおくびにも出さずにひょうひょうと演じる。

たとえがかなり悪く、ちょっと申し訳ないのですが 😳

相手を楽しませる為に、感動させる為に、笑顔になってもらう為に、

この意識でもって、頭脳戦や駆け引きを駆使して、障害や葛藤をも乗り越えていく、

その滑稽さや、素敵さや、かっこよさなんかも伝わってきました。

こんな意識で仕事してみたい!って憧れます 😀

緊張感を作りだしたもの

ニセのハリウッド映画を作るという人質救出作戦。

あまりにも突拍子なく、もしかしたら、バカバカしいとさえ感じてしまうかもしれない設定であるにも関わらず、独特の緊張感が劇中には流れています。

観ているこちら側を見事に引き込み、終始ハラハラドキドキさせ、特に後半!一緒になって変な冷汗をかいてしまう程でした。

この緊張感を作りだしたのは、映像の撮り方、編集、そして俳優達の安定した演技力なのではないでしょうか。

暴動のシーンはじめイラン側のシーンにおいては、敢えて荒い画像になっており、まるで、何かのドキュメンタリーやニュース映像を見ているような感覚です。

怒りや憎しみで沸き立っている映像の数々。

「やはり実話だったか!」と、その恐怖や残酷さを感じさせてきます。

更に素晴らしいのが、このアメリカ側とイラン側の映像を同じ時間軸で交互に映し出す編集。

微妙に実話であることをかもしだしている編集。

それぞれの側のあまりにも違う価値観のズレを、まざまざと見せつけてきます。

この編集において、中途半端だと感じる方もいるかもしれませんが。

素晴らしいバランスだと私は思います。

そして、各々の俳優達の緊迫した演技。

何か面白いキャラクターの人がいたり、凄まじい演技をする名シーンがあるというわけではありません。

しかし、俳優達のチームワークががっちりと作りだした緊張感に、どんどん引き込まれて行きます。

映画『アルゴ』まとめ

『アルゴ』という映画を、ある種のエンターテインメント作品として楽しむも、見終わった後「果たしてどこまでが実話なのか、本当はどうだったのか・・・」

気になる人はたくさんいるんじゃないかなって思います。

私も、この事件人質事件の真相やイラン革命などについて、いろいろ調べました。

世界情勢を調べてみようと思うきっかけ、歴史を知ろうとするきっかけ、

それぞれの国の価値観の違いについて、自ら学んでみようとするきっかけにもなる。

そのことこそが、この映画が在り続ける価値なのかもしれません。

是非ご覧になってみて下さいね。

それでは、今宵は、この辺で・・・ :-)?