映画『ディパーテッド』感想や考察~リメイクは娯楽作品へ!?~


こんにちわ、すずらんです。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます 😛

今日は映画『ディパーテッド』感想考察です。

死に向かって仮の姿で戦う者達。俳優達の演技が滑稽さをも感じさせてきてゾク・・・。

映画『ディパーテッド』

(原題『The Departed』)

映画『ディパーテッド』予告編はコチラ♪
https://youtu.be/SGWvwjZ0eDc

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映画『ディパーテッド』のあらすじ

貧困と犯罪が渦巻く都市ボストン。犯罪者の一族に生まれ、自らの生い立ちと訣別するために警察官を志したビリー・コスティガン(レオナルド・ディカプリオ)。ボストン南部一帯を牛耳るマフィアのボス、コステロ(ジャック・ニコルソン)に育てられ、“内通者”として警察に送り込まれたコリン・サリバン(マット・デイモン)。同じ警察学校に学び優秀な成績を収めた二人は、お互いの存在を知らないまま、それぞれの道を歩き出す。コリンが配属されたのは、エラービー警部率いるエリート集団「SIU」。マフィア撲滅の最前線に立ち、有能な警察官を装いながら警察の動きをコステロに逐一知らせるコリン。一方、ビリーに命じられたのはマフィアへの極秘潜入捜査だった。その任務を知る者は、クイーナン警部(マーティン・シーン)とディグナム刑事(マーク・ウォールバーグ)のみ。コステロのもとへ身を寄せたビリーは危険と背中合わせの日々で、カウンセリングで出会った精神科医のマドリンといる時だけ、心が安らぐ。しかし彼女は、コリンの恋人だった。やがてマフィアと警察の双方でスパイ探しが始まり、二人は次第に窮地に追いつめられる。クイーナン警部がコステロの部下に殺され、遺された携帯電話からコリンはビリーに接触。協力してコステロ一味を壊滅するが、ビリーはコリンこそがマフィアの内通者であったことを知る。自分の正体がビリーにばれたことを悟ったコリンは、警察のコンピュータからビリーのデータを抹消。だがビリーは、コステロがコリンとの会話を録音していたCDを使ってコリンを呼び出し、自分の身分を回復するよう迫る。観念したコリンだが、そこへもう一人のマフィアから警察への潜入者だった同僚が現れ、ビリーを射殺。コリンはその潜入者も殺し、自由の身となる。しかしコリンの正体を知ったマドリンは彼の元を離れ、やはりコリンがスパイと気づいたディグナムは帰宅した彼を待ち構え、射殺するのだった。

(Movie Walkerより引用)

映画『ディパーテッド』基本情報・キャスト・スタッフ

ジャンル:アクション、サスペンス、ドラマ

製作国:アメリカ合衆国

監督:マーティン・スコセッシ

原作:アラン・マック、フェリックス・チョン

脚本:ウィリアム・モナハン

音楽:ハワード・ショア

公開

アメリカ:2006年

日本:2007年

上映時間:152分

R15指定作品

映画『ディパーテッド』出演者

ビリー・コスティガン:レオナルド・ディカプリオ

コリン・サリバン:マット・デイモン

フランク・コステロ:ジャック・ニコルソン

クイーナン警部:マーティン・シーン

ディグナム巡査部長:マーク・ウォルバーグ

マドリン:ヴェラ・ファーミガ

ミスター・フレンチ:レイ・ウィンストン

エーラビー警部:アレック・ボールドウィン

トルーパー・ブラウン:アンソニー・アンダーソン

トルーパー・バーリガン:ジェームズ・バッジ・デール

etc

映画『ディパーテッド』受賞

第79回アカデミー賞

作品賞、受賞

監督賞、受賞

第64回ゴールデングローブ賞

監督賞、受賞

他多数受賞、ノミネート。

映画『ディパーテッド』感想・考察

香港ノワールの代表的映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品を、あのマーティン・スコセッシ監督が手掛け、

アカデミ賞の作品賞をはじめ、ゴールデングローブ賞など、様々な賞を総なめにしました。

「中途半端だ!」とか、「やっぱり映画『インファナル・アフェア』の方が面白い!」とか、様々な意見があるようです。

もしかして映画『ディパーテッド』って娯楽映画なの!?

早速考察していきますね。

完全なる娯楽映画だったら!

香港映画の『インファナル・アフェア』は完全なるシリアスな映画といいますか。全編に渡って流れているものは悲しみ、切なさだったんですよね。

しかし映画『ディパーテッド』って、この悲しみが流れているんだか流れていないんだか・・・

確かに『インファナル・アフェア』のリメイクではあるのですが、マーティン・スコセッシ監督らしさがちょいちょい出ているんです。ちょいちょいと・・・。

もちろん悲劇ではあるのだけど、このちょいちょいが「え!何!これ!もしかして娯楽映画なの!?」と感じさせてくるんです 😳

マフィアのボスのコステロなんか見ていると、「おいおいそれはやり過ぎだろ・・・」と思いながらも、その様についつい笑ってしまったりもして。

徹底的にマーティン・スコセッシ監督らしさを出しまくって、完全なる娯楽映画にしてしまった方がよかったのかもしれませんね。

この映画を見た男性の友人が「俺あの音楽が残っちゃってよ~♪いや~♪もう止まらないんだよね~♪」とノリノリで香水をプンプンさせていました  (ちょっとドン引きしましたが 😳 )

でもまさにこの方向ですよね!『ディパーテッド』って 😛

俳優陣はめっちゃいい!

シリアスなんだか社会派なんだか娯楽なんだか、どっちつかずの映画ではあるのですが、素晴らしかったのは俳優陣の演技です!4人の俳優について考察していきますね!

まず、ビリーを演じた、レオナルド・ディカプリオ

不遇な環境に屈せず戦い抜こうとする強さ、一方でギリギリの精神状態。レオナルド・ディカプリオは見事に表現していました。

精神科医のマドリンにだけ見せる表情なんか、女性としてはもうキュン!です^^

『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』『シャッター アイランド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』・・・

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオがタッグを組むと、傑作映画が生み出されます。2人は相性がいいのでしょうね 🙂

個人的には『ウルフ・オブ・ウォールストリート』がたまらなく好きですが。

そして、コリン・サリバン演じた、マット・デイモン

人の信頼感を引き寄せる、お育ちがよさそうにも見える、あのもの静かな振る舞い。素晴らしかったですね。

そして隠し持つ劣等感と繊細さを、ニクイ感じで醸し出してくる。

マット・デイモンの演技に派手さはありませんでしたが、メインキャストの中では最もリアリティ尽くした演技をされていたのではないでしょうか。

更に、はい!この方!

フランク・コステロ演じた、名優ジャック・ニコルソン

かなり演技自体が自由過ぎるというか・・・あまりにもお芝居を楽しみ過ぎていて「ちょっと演技が過剰じゃないか・・・」とも思うのですが。

でもこの演技が映画『ディパーテッド』の滑稽さを引き出しているといいますか、娯楽作品にしていると思うんですよね。

ご飯と一緒に、死んだ人の手首をつまむところなんか「ぎゃー!!!!!!」ですよほんとに・・・。だってジャック・ニコルソン、ものすごく自然体に死体の手首をつまんでますから。

ジャック・ニコルソン主演の名作映画『恋愛小説家』とは別人です。

ジャック・ニコルソンの怪演を、是非その目でご覧になって見て下さいね。

あと、マドリン演じたヴェラ・ファーミガ

当時まだ無名だった彼女を、スコセッシ監督がマドリン役に抜擢したそうです。

美人ですし、聡明さと精神科医独特の愛情深さも垣間見えて、出番は少なかったですが、とても存在感がありましたね。

『ディパーテッド』は男性主体の映画ではあります。

しかし、マドリンというキャラクターをただ花を添えるだけの描き方をするのではなく、もっと事件に巻き込まれるような描き方をしてもよかったのではないでしょうか。

後、考察しきれませんでしたが、脇の俳優陣も各々が素晴らしい演技を披露してます。是非注目してみて下さいね。

映画『ディパーテッド』まとめ

映画のタイトル『ディパーテッド』(Departed)とは、「死者」という意味だそうです。

この作品は、主な登場人物がほぼ死んでしまう映画です。

キャッチコピーは、「男は、死ぬまで正体を明かせない。」

この世で仮の姿として生き、死んであの世に行った時、彼らは本当の自分として生きているのでしょうか・・・?

それでは、今宵は、この辺で・・・ 🙂