こんにちわ、すずらんです。
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今日はドラマ『ごめん、愛してる』第3話の感想、考察です。
キスする前まではよかったのにー!
でも!このドラマ!いよいよ本格的にラブストーリーに舵を切っていくか!?
目次
ドラマ『ごめん、愛してる』第3話
ドラマ『ごめん、愛してる』あらすじ
ドラマ『ごめん、愛してる』第3話
律(長瀬智也)と娘・凜華(吉岡里帆)が親しくなっていく様子に不安を覚える凜華の父・恒夫(中村梅雀)。律が持っているサファイアのリングを見かけ、思い当たることがあったのだ。律をサトル(坂口健太郎)の運転手兼ボディーガードにするという麗子(大竹しのぶ)に止めるよう進言するが、麗子は聞き入れない。
一方、サトルは片思いだったサックス奏者・塔子(大西礼芳)と上手くいきそうな雰囲気。彼女にプロポーズをしたいと、凜華に手伝いを頼み・・・。(ごめん、愛してる公式サイトより引用)
基本情報・キャスト・スタッフ
ジャンル:TVドラマ、ラブストーリー
放送国:日本
制作局:TBS
演出: 石井康晴
原作:韓国KBSドラマ『ごめん、愛してる』、脚本:イ・ギョンヒ
脚本:浅野妙子
音楽:吉俣良
主題歌:宇多田ヒカル「Forevermore」
放送期間:2017年7月9日~
放送時間:日曜 21:00~
ドラマ『ごめん、愛してる』出演者
岡崎律:長瀬智也
三田凛華:吉岡里帆
日向サトル:坂口健太郎
日向麗子:大竹しのぶ
河合若菜:池脇千鶴
河合魚:大智
古沢塔子:大西礼芳
黒川龍臣:山路和弘
立花さと子:草村礼子
加賀美修平:六角精児
三田恒夫:中村梅雀
etc
ドラマ『ごめん、愛してる』第3話の感想・考察
急展開!を予感し、わくわくしていたドラマ『ごめん、愛してる』第3話ですが、急展開というよりもむしろ、ラストシーンにおいて、一気にラブストーリーへと舵を切って行きましたね。
今回は、素晴らしい演技、名台詞、お気に入りのシーンなどについて考察していきたいと思います。
長瀬智也の演技
岡崎律演じる、長瀬智也。
ラブストーリーのドラマを、ここまでがっつり演じることは、珍しいかもしれませんね。
もしかして初めてかな!?
第3話正直なところ、期待以上の演技で驚きました。
岡崎律のそれぞれのシーンで見せる顔つき、特に目の表情。
例えば、自分の家の中で、若菜と魚を見つめる時の、相手を信頼しきっている、安心したような柔らかい眼差し。
一歩外に出て、他人を見る時の、警戒心や失望や劣等感も含んでいるようにも見える、鋭い眼差し。
そして、自分を産んだ母親を見つめる時の、あの独特の眼差し。
全く違うものになっています。私達も日常そうですよね。
その状況や場所や相手との関係性を、すごく繊細に演じています。
更に、母親に向ける眼差しは、その時々によって全く違う表情を見せてくれました。
恨み、憎しみを込めた目、愛おしむ目、愛されたくて仕方ないすがるような目、1人の人間として達観しているようにも見える目。
母親に対してものすごく複雑な思いを抱えていることを、
長瀬智也は母を見る眼差し1つで、一瞬のカットで表現している。
脚本に対しての彼なりの解釈で演技をされているのか、天性の感覚によるものなのかは分かりませんが、素晴らしいです。
その中でも特に印象的だったのは、スマホの動画で自撮りするシーンにおいての、達観しているようにも見えた目。
母親に対し「死ぬほど後悔させてやる」などと言いながらも、発した言葉ほどの恨み憎しみは感じませんでした。
そこには勿論、母親を求める想いがあるのですが、しかし、その想いを越えたところの、もう自分の死がそこまで遠くない、自分の死を自覚している、死を知って生きている人間の、達観している眼差しが見えてハッとしました。
決して悪い意味ではなく。
自分が生きていられる間、果たして自分には何かできるのかと、淡々と自分自身に問うような。
生きることに対しての執着から、ふっきれているかのようにも見える。
こんな爽やかにも映る表情ができる俳優さんって、なかなかいないのではないでしょうか。
名台詞!捨て子が生きる意味
先程の考察に繋がってくる部分ではありますが、ドラマの後半、こんな素晴らしい台詞がありました。
「捨て子だからさ。捨て子ってのは人の役にたたなきゃ生きている意味がねえんだ。親にとって、子供は無条件にかわいい。生きてるだけでOKだ。でも、おれはそういうわけにはいかねえ」
捨て子である岡崎律の台詞。名台詞です!
捨て子でなくとも、幼少時代に親から愛された実感のない人、親の愛を知らない人、親に無条件に愛されなかった人。
または、大人になって幼少時代の親とのトラウマが蘇る人、大人になっても親との葛藤に苦しみながら生きている人。
少なからずいるんじゃないかなって思います。
そういう人たちが抱かずにはいられない、生きている意味、どう生きるのか、何故生きるのか。
まるで代弁しているような台詞でした。
共感する人、多いんじゃないかな。
ドラマ『ごめん、愛してる』第3話の最も素晴らしいシーンだと思います。
名台詞の後の惜しい!キスシーン!
この名台詞のシーンの後、律は、凛華に膝枕をして欲しいと言い、膝枕をしてもらいます。
更に、彼女に子守唄を歌って欲しいと言い、子守唄を歌ってもらいます。
幼い頃、母親にしてもらえなかった、自分が最もして欲しかったことを求める切ないシーンです。
そして、律は凜華の膝の上で涙します。
「ここまでは!すごくよかったんです!よかったんですけど・・・」
その後、突如!律は凛華にキスするんです!
「んん!?・・・・・・・・・・・・!?!?!?あ・・・・そうかそうかテレビドラマだから仕方ないのか・・・ドラマだから回数も限られてるしね・・・ここでキスしてラブストーリーへと展開していくのか・・・そうかそうか・・・うんうん・・・」
その瞬間、私プツリと感情移入しなくなってしまいました。
もちろん「長瀬智也と吉岡里帆がキスしてしまったー!きゃー!!!」
みたいな感情はありますよ!ありますけど・・・
その感情も含めて、それってドラマとしてどうなんだろうって思ってしまいました。
長瀬智也のここのシーンの演技は素晴らしいし、彼やこのシーンをもっと生かせる、演出や編集の仕方があったのでは・・・
あーでもそもそもこの急展開の脚本の構成に無理があったのかなあ・・・
生意気言ってしまいますが、もうなんだか無理矢理感が否めなくって・・・・
展開も含めて、ドラマ感が出ちゃってて残念でした。
分からなかったシーン
気を取り直して・・・ 😳 ちょっと分からなかったシーンについても書きます。
坂口健太郎演じる日向サトルと、大竹しのぶ演じる日向麗子の2人のシーンにおいて、サトルがピアノを弾きながら、「紹介したい人がいる」と麗子に話をするのですが、
このシーンでほんの数秒だけ!
サトルがピアノを弾くのを止めたんです!
あのシーン、なぜピアノを弾くのを一瞬止めたのでしょう!?!?
「なぜだー!分からない!」気になって気になって仕方なくって、第3話見た方で分かる方!どうか私に教えて下さい! 😳
個人的に好きな風船のシーン
ベタベタな展開や演出が多い中で、個人的に好きだったのは、サトルが塔子にプロポーズしようとするシーンでした。
結婚して下さいと書かれた風船を渡すつもりが、からまってしまう。
↓
風船をうまく取ることができず、焦るサトル。
↓
だんだん塔子が飽きてきて、気まずい空気になる。
↓
耐えきれない凛華を見た律が、風船を割ってしまう!
↓
驚く一同。
↓
計画通り行かず、わたわたするサトル。
↓
でもなんとかして塔子にプロポーズしようとするサトル。
↓
その瞬間を遮るように現れた!サトルの母親の麗子。
↓
サトルと塔子だけでなく律も食事に誘ってしまう麗子。
↓
各々戸惑いや複雑な心境を抱える一同。
文字だけだとなんか伝わりにくいのですが(ごめんなさい 😳 )
へんてこなシーンだったんです。
話の展開が、テンポも含めて、ちぐはぐというか、でこぼこしていて、変な間とかもあって
なんだかリアルだったんですよね。
実際こういう時って、微妙な空気とか間があるよな~って。
ちょっとドラマではなかなかない間。
個人的に、完全に私の趣味ではありますが、好きなシーンでしたね。
ドラマ『ごめん、愛してる』第3話まとめ
素晴らしい深いテーマを扱っているだけに、もっともっとと高いクオリティを求めてしまうドラマ。
それだけ期待している視聴者はたくさんいるんだと思います。
次回はどんな名シーンや名台詞や名演技が生み出されるのでしょうか!?
ドラマ『ごめん、愛してる』おまけ
ドラマ『ごめん、愛してる』第4話あらすじはコチラ♪
律(長瀬智也)は凜華の父・恒夫(中村梅雀)に怪しまれていることに気づく。母・麗子(大竹しのぶ)の傍にいることを改めて誓う律。しかし律の身体にはすでに異変が出始めていた・・・。
一方、サトル(坂口健太郎)と塔子(大西礼芳)の姿を見ることが辛くなった凜華(吉岡里帆)は、サトルをあきらめるために付き人を辞めてアメリカへ留学することを考え始める。そんな時、サトルを狙ったあるゴシップ記事が出てしまい、凜華は付き人を辞めることを決意する。(ごめん、愛してる公式サイトより引用)
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それでは、今宵は、この辺で・・・ 🙂