映画『レ・ミゼラブル』感想や考察~おじさんも与える愛に号泣!?~

こんにちわ、すずらんです。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます 🙂

今日は映画『レ・ミゼラブル』感想考察です。

”ミュージカル”アレルギーの方にもおすすめ!これでもか愛!の映画を。

映画『レ・ミゼラブル』

(原題『Les Miserables』)

映画『レ・ミゼラブル』予告編はコチラ♪

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映画『レ・ミゼラブル』あらすじ

1815年、ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、19年も刑務所にいたが仮釈放されることに。老司教の銀食器を盗むが、司教の慈悲に触れ改心する。1823年、工場主として成功を収め市長になった彼は、以前自分の工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、幼い娘の面倒を見ると約束。そんなある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになってしまい……。

(シネマトゥデイより引用)

映画『レ・ミゼラブル』基本情報・キャスト・スタッフ

ジャンル:ミュージカル、ドラマ、文芸
製作国:イギリス
監督:トム・フーパー
原作:ヴィクトル・ユゴー『レ・ミゼラブル』
脚本:ウィリアム・ニコルソン、アラン・ブーブリル、クロード=ミシェル・シェーンベルク、ハーバート・クレッツマー
製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、デブラ・ヘイワード、キャメロン・マッキントッシュ
製作総指揮:ライザ・チェイシン、アンジェラ・モリソン
音楽:クロード=ミシェル・シェーンベルク
公開:2012年

上映時間:158分

映画『レ・ミゼラブル』出演者

ジャン・バルジャン:ヒュー・ジャックマン
ジャベール:ラッセル・クロウ
ファンティーヌ:アン・ハサウェイ
コゼット:アマンダ・サイフリッド
コゼット幼少期:イザベル・アレン
マリウス・ポンメルシー:エディ・レッドメイン
アンジョルラス:アーロン・トヴェイト
エポニーヌ:サマンサ・バークス
エポニーヌ幼少期:ナタリア・エンジェル・ウォレス
テナルディエ:サシャ・バロン・コーエン
テナルディエ夫人:ヘレナ・ボナム=カーター
司教:コルム・ウィルキンソン
etc

 映画『レ・ミゼラブル』受賞

ゴールデングローブ賞
作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、受賞
主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門):ヒュー・ジャックマン、受賞
助演女優賞:アン・ハサウェイ、受賞
主題歌賞「サドゥンリー」、ノミネート

アカデミー賞
作品賞、ノミネート
主演男優賞:ヒュー・ジャックマン、ノミネート
助演女優賞:アン・ハサウェイ、受賞
歌曲賞、ノミネート

日本アカデミー賞
最優秀外国作品賞、受賞。

他多数受賞、ノミネート。

映画『レ・ミゼラブル』感想・考察

公開当時、映画館にて鑑賞。

脚本、映像、俳優、音楽、編集・・・全てにおいて素晴らしいところだらけの作品です。
当時、日本でもかなり話題になりましたね。
ミュージカル嫌いの人達も絶賛しちゃってて、なんだか嬉しかったのを覚えています。

愛を与えることの素晴らしさ

この映画は愛というものがテーマではありますが、愛は愛でも、愛を与えること自体がどれほどに奥深いものであるのかということを、伝えようとしている作品なのだと思います。

以下、最初の教会でのあの名シーンについて、考察してみたいと思います。

散々悪事を働いてきたジャン・バルジャンは仮釈放されるが、周りから冷たい仕打ちを受け、暴行され、食べ物にもありつけず、教会の前で倒れてしまう。
その彼に声をかけ、暖かく招き入れ、食事と寝床を当たり前のように与える司教。
しかしその夜、ジャン・バルジャンは司教を裏切り、銀の食器を盗み、逃亡してしまう。
やがて逮捕され、司教のところへ連れ戻されてしまう。
そこで、司教が一言「この食器は私が彼に与えたものだ」。
この司教の与えた愛がきっかけで、ジャン・バルジャンは生まれ変わり、愛を与える人生を歩み始める。

食器というものを、まるで愛そのものにに見立てたかのような一言。

この一言こそが、愛を与えることの全てを物語っていると思います。

なにも、「悪人に対して愛を与えましょう」などという、極端な思想を説いているのではないのだと思います。
そんなこと、どうかと思いますし、誰もが今すぐにできることではありませよね。危険も伴いますし。

愛を与えられること自体が、これほどまでに、その人の人生を好転させるきっかけになるのか。
たとえどのような苦難、困難、災難がふりかかろうとも、これほどまでに、たくましく生きていける力になるのか。
その影響力のデカデカさを教えてくれているのではないでしょうか。

当たり前のことなのかもしれませんが、改めて心に沁み込んだメッセージでした。

ご立派なことは言えませんが、できるところからでも、ちょっとずつでも、
誰かに愛を与えてみようかなって思わざるをえない私でした 🙂

ちなみに、鑑賞当時、私の隣に座っていたおじさんは、しょっぱなから大号泣していました 😛 
何も開始○分でそんなにも大号泣しなくても。うふふ・・・

ミュージカルを生々しく見れてしまう

この映画の魅力は、なんといっても生歌収録にあると思います。

吹き替え、口パク、録音した音を編集で組み込むやり方ではなく、その瞬間に、俳優達が魂を込めて歌っているところを撮影しているのです。

大画面の顔のアップから伝わってくる、汗、涙、筋肉の震え、瞳の輝き・・・。
そして、息遣いや声の僅かな震え・・・。

こんなにも、生々しい表情や息遣いを感じることのできるミュージカルは、他にはないのではないでしょうか。大変贅沢です。

その為、俳優達の力量が試される部分でもありますよね。
『レ・ミゼラブル』に出演した俳優達は、1人1人がこの大きな挑戦に見事に答えています。

ミュージカル俳優志望や俳優志望の方にとっても、すごくすごく勉強になるのではないでしょうか。

私のおすすめのシーンは、「I dream a dream」のアン・ハサウェイ。
絶望という感情のピークで歌い、演じる彼女。
号泣しているにも関わらず、歌をしっかりと歌えている。
感情のピークにいる状態だが、体はどこか弛緩しているようにも見える。
彼女の辛さが痛々しい程に伝わるが、同時に彼女の歌に聞き惚れてしまう。

リアルな感情と表現というものを、見事に成立させてしまった。
これこそが芸術。彼女は本当に素晴らしいですね。

映画『レ・ミゼラブル』まとめ

愛、それも愛を与えることの多大さを感じることのできる作品。
舞台版の『レ・ミゼラブル』ファンやミュージカル嫌いの方も決して裏切らないクオリティ。

是非ご覧になってみて下さいね。

昔日本で、舞台版の『レ・ミゼラブル』を見たことがあります。
忘れられない舞台版の話や、日本語訳についての突っ込みなど、実は、他にも書きたいことがたくさんあります。
どんどん長くなってしまいそうなので、また別の機会に考察してみますね。

それでは、今宵は、この辺で・・・ 🙂

(追記)舞台版『レ・ミゼラブル』のことや日本語訳について考察しました!

『レ・ミゼラブル』~忘れられない舞台!そして日本語訳に物申す!~

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