映画『マルコヴィッチの穴』感想や考察~カオスな穴に隠された哲学~

こんにちわ、すずらんです。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます 🙂

今日は映画『マルコヴィッチの穴』感想考察です。

ただ「面白い!」って見るだけじゃ、あまりにも勿体ない!

ありのままになっちゃう穴に、時には入ってみませんか。

映画『マルコヴィッチの穴』

(原題『Being John Malkovich』)

映画『マルコヴィッチの穴』予告編はコチラ♪

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映画『マルコヴィッチの穴』のあらすじ

人形使いのクレイグ・シュワルツ(ジョン・キューザック)は、ペットショップに勤める妻ロッテ(キャメロン・ディアス)と貧乏な二人暮らし。ある日、彼は定職に就こうと新聞の求人欄を広げ、マンハッタンのビルの71/2階にある会社、レスター社の職を得る。そこで美人OLのマキシン(キャスリーン・キーナー)に一目惚れした彼は、彼女を追いかけるが相手にしてもらえない。そんな時、会社の一室で、有名俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中に15分間だけ入れる穴を見つけてしまう。クレイグはそれを使って商売を始め、次々と客をマルコヴィッチの穴に入れていく。が、それに気付いたマルコヴィッチ本人が自分の穴に入ってから事態はややこしくなってくる。ロッテがその穴に入り、男としてマキシンと性体験して子供まで作ってしまったりと、どんどんエスカレート。クレイグは元の人形使いに戻り、マルコヴィッチはねじれた世界へ突入していくのであった。

(Movie Walkerより引用)

映画『マルコヴィッチの穴』基本情報・キャスト・スタッフ

ジャンル:ドラマ、ファンタジー、コメディー

製作国: アメリカ合衆国

監督: スパイク・ジョーンズ

脚本:チャーリー・カウフマン

撮影:ランス・アコード

音楽:カーター・バーウェル

公開
アメリカ:1999年
日本:2000年

上映時間:112分

映画『マルコヴィッチの穴』出演者

クレイグ・シュワルツ:ジョン・キューザック

ロッテ・シュワルツ:キャメロン・ディアス

マキシン:キャサリン・キーナー

ジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ:ジョン・マルコヴィッチ

レスター社長:オーソン・ビーン

チャーリー:チャーリー・シーン

フロリス:メアリー・ケイ・プレイス

初めての客:W・アール・ブラウン

カメオ出演
ブラッド・ピット、ウィノナ・ライダー、ショーン・ペン、ダスティン・ホフマン、アイザック・ハンソン

etc

映画『マルコヴィッチの穴』受賞

第56回ヴェネツィア国際映画祭
国際批評家連盟賞

第72回アカデミー賞
監督賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞ノミネート

第57回ゴールデングローブ賞
作品賞、助演男優賞、助演女優賞ノミネート

他多数受賞、ノミネート。

映画『マルコヴィッチの穴』の感想・考察

アカデミー賞、ゴールデングローブ賞の主要部門にノミネートされ、

世界中がとりこになっってしまった傑作!映画『マルコヴィッチの穴』。

“15分間だけ俳優ジョン・マルコ ヴィッチになれちゃう”

摩訶不思議なマルコヴィッチの穴。

アミューズメントパークの時に行くような、ルンルン気分になってしまった私。

「いやー面白かったー!」

しかし!

ただ「面白かったー!凄かったー!」って見るだけじゃ、

あまりにも勿体ないんです!映画『マルコヴィッチの穴』。

実は、人間の本質が多々隠されているんです 😎 

早速、紐解きながら考察していきますね。

本当の自分って何?

キャメロン・ディアス演じるロッテは、マルコヴィッチの穴に入ることにより、

本当の自分は「夫を愛しているのではなく、夫の同僚である女性のマキシンを愛している」ということに気付いてしまいます。

自分じゃない誰かの中に入ってしまう経験により、本当の自分を見出し、開放され、本当の自分の人生を歩んでいきます。

幸せに、そして力強く。

人間は、自分でない誰かの中に入ることなんて、超能力者じゃない限りできないですよね。

人間は、一生を通して、自分の中で生活して、自分の中で物事を見て、自分の中で考えて・・・

うんうん自分というものを見出していくものです。

「本当の自分ってなんだろう」人生の奥深いテーマの1つですよね。

でもこれって・・・もしかしたら・・・

もし敢えて、

自分じゃない別の視点で物事を眺めてみたら、

逆に本当の自分が溢れ出てきちゃったりするの!?

客観的視点の凄まじさと味わってしまった、映画『マルコヴィッチの穴』。奥深い映画です。

本当に見るって何?

映画『マルコヴィッチの穴』でジョン・キューザック演じるクレイグが働く会社は、なんだかとても奇妙です。

7と1/2階にあって、

エレベーターを急停止させて、棒でこじあけないと入れなくって、

天井が異常に低くって、

みんな屈んで歩いていて。

すごい奇妙な世界なんですけど、でもそこにいる人達って、そのことが当たり前のように働いています。

当たり前のように、普通に、なんの違和感も感じることなく。

でもこれって・・・もしかしたら・・・

私達が当たり前ものとして見ている世界って、本当はどうなんだろう!?

今ここで記事を書いている部屋の天井の高さは、当たり前なんだろうか。

地面の下を乗り物が走ってることは、当たり前なんだろうか。

太陽が東から昇って動いて西に沈むって、当たり前なんだろうか。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

考え始めたら、それこそ止まらなくなっておかしくなっちゃいそうです。

今まで受けてきた教育や経験や育ちや性格や、いろんなものに影響を受けまくりながら、物事を見てるんだろうなー

世の中に自分を適応させるため、時には自分の都合よく、自分本位に物事を見てるんだろうなーって。

それが良いとか悪いとかじゃなくって。

一度、自分が当たり前と思っている価値観をとっぱらってみて、

本当に見る、ありのままに物事を見る感覚って大切じゃないかなって思いました。

映画『マルコヴィッチの穴』って、ほんとカオスで、見ていると何がなんだか分からなくなっちゃいますけど、

映画を見終わった後、目の前の景色がいつもと違う感じに映るかもしれません 🙂

是非ご覧になってみて下さいね。

私のっとられてる?

映画『マルコヴィッチの穴』の中では、

人形使いのクレイグがマルコヴィッチの中に入って、まるで人形を操るようにマルコヴィッチの意識を次々と操るシーンがあります。

マルコヴィッチは自分自身がしたくないことを言ってしまったり、したくない行動を取ってしまったりします。

「こわー!マルコヴィッチ大変!」とか思ったんですけど、

でも、こんな時ってありません?

誰かと話していて、自分でも思ってもみなかったことを思わず言ってしまったり、

自分の興味のない店に、ふらっと入ってしまったり、

突拍子もない行動に、自分が自分にびっくりしちゃったり、

自分が自分の意識でやってる自分なんて、ほんとちっぽけなのかもしれません。

顕在意識:潜在意識は1:9とも言われています。

潜在意識って、こんな風に私を操作していたりして 😉

映画『マルコヴィッチの穴』まとめ

映画『マルコヴィッチの穴』は、感覚としては、まるで自分の価値観がねじれていくような奇妙な感じなのですが、

実は逆で、本当は、人生の中でゆがんでしまった自分の価値観が、真っ直ぐにまっさらに矯正されているのでしょうね。

映画『マルコヴィッチの穴』を見ると、様々な不思議な感覚を味わうと思います。

この摩訶不思議な感覚を1つ1つ、自分の生活や日常的なものに落とし込んでいくと、いろんな深い発見ができると思います。

是非、自分なりの考察をしてみて下さいね。

映画『マルコヴィッチの穴』次回予告

今回は、よくわかんない抽象的な考察ばっかりになってしまいましたので 😳

次回は!

映画『マルコヴィッチの穴』の名シーンやお気に入りシーンについて具体的に考察していきたいと思います。

次回もお楽しみに。

それでは、今宵は、この辺で・・・ 🙂