映画『トキワ荘の青春』感想や考察~諸行無常の人間関係の中で~

こんにちわ、すずらんです。

今日もブログをご覧いただきありがとうございます 🙂

今日は映画『トキワ荘の青春』感想、考察です。

こんなにも近く、こんなにも暖かく、こんなにも繊細で、こんなにもせつない、人間関係。

今現代、感じることができますか?

映画『トキワ荘の青春』

映画『トキワ荘の青春』予告編はコチラ♪(かなり画質が暗いですが 😳 )
http://youtu.be/kt-pLbx1xI0

スポンサーリンク
投稿本文(h2)

映画『トキワ荘の青春』のあらすじ

実際に、あの手塚治虫が住んでいたアパート、「トキワ荘」。
手塚治虫に憧れをいだき、「トキワ荘」に集まった漫画家の卵達。
夢を抱き合い、助け合い、切磋琢磨し合い、日常を共に過ごす仲間達。
しかし、活躍していくもの、道が開けないもの、続けるもの、あきらめるもの、葛藤するもの、不安でいっぱいになるもの、無理をしてしまうもの・・・。
次第に各々の道が分かれていく。

映画『トキワ荘の青春』基本情報・キャスト・スタッフ

製作国:日本
監督:市川準
脚本:市川準、鈴木秀幸、森川幸治

公開:1996年
上映時間:110分

映画『トキワ荘の青春』出演者

寺田ヒロオ:本木雅弘
安孫子素雄:鈴木卓爾
藤本弘:阿部サダヲ
石森章太郎:さとうこうじ
赤塚不二夫:大森嘉之
森安直哉:古田新太
鈴木伸一:生瀬勝久
つのだじろう:翁華栄
水野英子:松梨智子
手塚治虫:北村想
石森の姉:安部聡子
つげ義春:土屋良太
棚下照生:柳ユーレイ
藤本の母:桃井かおり
学童社編集長・加藤謙一:原一男
学童社編集者・本多:向井潤一
学童社事務員:広岡由里子
娼婦:内田春菊
編集者丸山:きたろう
寺田の兄:時任三郎
etc

映画『トキワ荘の青春』の感想・考察

映画『トキワ荘の青春』は人間と人間との繊細な関係性について、切なく、暖かく、とてつもなく静かに、

そして、現実的に描いています。

漫画を知らない失礼者は、こんな風に見る!?

お恥ずかしながら、私は漫画というものにまともに触れずに育った人でして、そうそうたる漫画家のお名前もろくに知らず、映画『トキワ荘の青春』を見ました。
ただ市川準監督が好きという理由で。

その為最初、次々と人が出てくるわ、みんな同じトーンでお芝居をしているわ、
ストーリーにこれといった盛り上がりもないわ、とにかく淡々と進んでいくわ、
で分かりにくかったです。
てっきり「きっと漫画の絵がたくさん映って、漫画も一緒に鑑賞できるぞー♪」
と思い込み期待していた私は、
一瞬、「あー!失敗したかも・・・この物静かさに私ついていけない・・・」
とぼやいてしまいました。

しかしです!後半。
仲間達の関係性が次々と変化していき、この作品にどんどん引き込まれていきます。
売れて行くものと売れないものの明暗がはっきり分かれていくところなんかは、
切なさ、さみしさ、焦り、嫉妬、でも暖かさ。
1人1人の心の内がもう生々しい程にこちら側に伝わってきます。

正に諸行無常の有様を見せつけられてしまった感覚です。

人間関係が壊れ、人と分かれて(別れて)しまうのは、その時はつらいですよね。
でも変化するからこそ、もしかしたら面白いかもしれない。
そこまで観る者に思わせてくれる程の、説得力のある映画です。お見事です。

撫でたくなる阿部サダヲと古田新太

舞台出身の劇団大人計画阿部サダヲと、劇団☆新感線古田新太

私が今まで見てきた、映画や舞台やドラマやバラエティなどでの、彼らの表現は、少し奇をてらったような身体の動きや発声を使っているなあという印象が、とても強かったです。
カメラをひいて撮ればすごく生き生きして、引き立つけど。
個人的にはひいてしまうというか、ちょっと距離感を感じてしまう俳優さんでした。

しかし、見事に覆されました。
この作品では、彼らの純朴さ、素直さ、人間らしさ、心の内がじんわりと伝わってくるんです。
私は彼らの出演した作品の中で、映画『トキワ荘の青春』がダントツに一番好きです!

「まだ無名だった頃は、彼ら自身もこんな感じだったのかなあ~」
なんて、妄想してしまったりもして。
更に、不覚にも母性をくすぐられてしまうんです。
「ああ~可愛いいなあ~」とよしよし頭を撫でてあげたくなってしまう程です。

自分に置き換えるとこの生活ちょっと?

映画『トキワ荘の青春』は、同じマンガ家同士が、同じ屋根の下で暮らし、衣食住を共にするストーリーなので、人と人との距離があまりにも近く、
「ええっ!それも共有しちゃうの!」っと突っ込みの連続でした。

近所付き合いも薄い、今現代だからこそ感じてしまうことなのかもしれませんが。
時間やお金やプライベートなところがあまりにも密接過ぎてます。

「ちょっといいな~」と思う一方で、自分に置き換えると、「近!めんどくさい!生活までそこまで助け合わなくていいでしょ!」
と冷たいと言われそうな本音が漏れてしまいます。

しかし、この話を友人にしたところ、
「えー!あなたもすごく他人との距離が近すぎると思うよ!」
と返されてしまいました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分自身の事って分からないものですね。

映画『トキワ荘の青春』まとめ

映画『トキワ荘の青春』は心優しい人達がたくさん出てきて、お互いに長所で交わっているのに、人間関係は変化し、壊れていきます。
そう、壊れていくものなんですよね。
この世にずっと形あるものなんて、そもそもないんですから。

同じ所にとどまっているものなんて、何もない。
どんなステキなものであっても、いつかは壊れ消えていくものです。

それでは、今宵は、この辺で・・・ 🙂

 

ブログランキング

ブログランキング参加中です。応援していただけると励みになります♪

人気ブログランキング
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

スポンサーリンク
投稿本文(h2)
投稿本文(h2)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする